すっかり季節も秋ですね。秋といえば「食欲の秋」ということでマツタケにスポットを当てていこうと思いましたが、テレビで『松きのこ』というマツタケに似たきのこが取り上げられていましたので急遽『松きのこ』と、さらにマツタケに似たきのこ『バカマツタケ』にスポットを当てます。
『松きのこ』とは
広島県世羅町の「世羅きのこ園」が十数年前、マツタケとシイタケの菌を共生させ、突然変異で生まれたハイブリットきのこです。 マツタケのような臭いがしますが、品種としてはシイタケですね。 この『松きのこ』最大の特徴は衛生的な栽培工場で無農薬栽培されているので、生食ができるということです。
また、ビタミンやβカロテン、亜鉛が豊富に含まれていることから美肌効果にも期待できるそうです。
調理法は?
煮ても焼いても美味しいですが、せっかく生で食べられるので、あまり火を通さない方が美味しいのだそうです。サラダや少し炙って寿司ネタにするなどマツタケよりも食べ方のバリエーションが豊富です。
世羅きのこ園
【住所】広島県世羅郡世羅町田打413-6
【電話】0847-25-4156
【通販】http://www.marusera.com/blog/serakinokoen/serakinoko201410061/
価格
世羅きのこ園 籠盛り 1,080円(税込)/160g
世羅きのこ園 桐箱入り 3,780円(税込)/180g
京丹波産の『松きのこ』 1,080円(税込)/180g
『バカマツタケ』
同じくマツタケに似たきのこに『バカマツタケ』というものがあります。こちらのきのこはキシメジ科の日本固有種で、マツタケより少し小ぶりなだけで味も香りもマツタケに負けていないのですが、いかんせん名前が気の毒すぎますよね。 名前の由来は、松林に生えず時期も少し早いため馬鹿なマツタケということで『バカマツタケ』と呼ばれています。
調理法は?
マツタケと同じような調理法で食べるようです。マツタケよりも柔らかく「非常に美味」なのだとか。
価格
マツタケの1/10程度
まとめ
今回紹介した『松きのこ』『バカマツタケ』はともにマツタケよりも値段が安いのでお手軽に食べられそうですが、『バカマツタケ』は最近あまり流通していないみたいですね。 ちなみに山へ入って自分で採る場合、きのこは特に危険ですので十分に注意してくださいね。できれば採ってきたものを専門家に見てもらうくらいの用心が必要だと思います。
私の地元には採取してきたきのこを自分で食べてみて、どのような症状が出るかノートにまとめていた人もいましたが、絶対に真似してはいけませんよ。