
メディアアーティストで筑波大学助教の落合陽一さんが最近、光を使った新しい研究を発表しました。
空中に浮いている光の粒に触れると形が変わったり光が強くなったりするというものです。まず光を空中に映し出すことが可能なのか非常に興味があります。
Fairy Lights in Femtoseconds
まずは、Youtubeで公開されている映像を見てください。
空中で回っている光を手で触ると形が変わります。またティンカーベルの形になったりもします。
どのような技術で光の絵を映し出すことができるのかも説明してくれていますね。
空中に光の絵を映し出す方法
高強度のレーザーを空気中に照射してプラズマを発生させるらしいです。
光の絵はプラズマによって描かれています。
SPONSORED LINK
上の図は簡単に説明したものになります。
触れても大丈夫
レーザーやプラズマというと危なそうなイメージですが、手で触るのは大丈夫なのでしょうか?
論文によると、タイトルの「Femtoseconds」のとおりフェムト秒(0.000 000 000 000 001秒)の非常に短いパルスレーザーなので安全だということです。
フェムト秒のレーザーは医療用でも使われているみたいですね。
研究報告ページ
http://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2015/06/fairy-lights-in-femtoseconds/
英語ページになります。
まとめ
光に触れられるというのも驚きますが、触ると形が変わるというのはスゴイ技術ですね。
いつか製品化されて私たちの手元にティンカーベルが現れるかもしれませんね。
SPONSORED LINK