朝起きてコップ1杯の水を飲むと健康にいいらしい。そんな話を聞いたことありませんか?
最近は「水」ではなく「白湯(さゆ)」がいいらしいですよ。
インドのアーユルヴェーダなどでも白湯を飲んでいるので、カラダにとっても良い感じがしますよね。実際どれほどの効果が期待できるのでしょう?
白湯の作り方
まずは飲むための白湯を作らなければなりません。作ると言っても水を沸かすだけですが、少し注意点がありますので以下の手順で沸かしてみてください。
1.水道水をヤカンに入れて強火にかけます。
2.沸騰したら蓋をとっておきます。
3.そのまま弱火にして10分~15分間煮立たせます。
4.飲める温度になるまで冷まします。
ポイントは10~15分煮立たせるところです。水道水には塩素が入っており、沸騰してすぐに火を止めると「トリハロメタン」が増えた状態になっており有害だという説がありますので、すぐ火を止めず、ちょっとだけ待ってください。
アーユルヴェーダでは風の気を取り込むという効果もあるみたいです。
白湯を飲んでみよう
1日に飲んで大丈夫とされるのは1Lまで。目安はコップ5杯分。これを複数回に分けて飲みます。飲みすぎるとむくみや冷えの原因になってしまうので注意!目安としては起床時と3度の食事中に飲むといいでしょう。
また、身体に必要な栄養素まで流してしまうので、一気飲みも避けましょう。
1日に数回温かいお湯を飲むことで、体を温め新陳代謝を活発化させると同時に、体にたまった毒素を排出する効果が期待できます。血液やリンパの流れがよくなり、体内で滞っていた余分な水分を尿として排出してくれます。結果、尿量の増加とともに体重も減少。便秘やむくみ解消にも効果が期待できます。
また、体の巡りがよくなることで肌に適切な栄養分や水分が運ばれてうるおい、お肌のターンオーバーを正しく整えてくれるため、くすみも解決してくれる効果も期待できます。
代謝が上がることで肌に適切な栄養分や水分が運ばれるので、ふっくらと潤う透明肌に。また、お肌に水分が保たれることで乾燥肌や静電気体質の方も改善されていきます。
ダイエットにも効果が
飲んだ直後から全身の血の巡りがよくなります。内臓温度が1℃上がると基礎代謝も約10~12%上がるので、脂肪燃焼効率がよい=痩せやすい体になるということです。
1週間ほどで代謝アップ効果を感じることができるでしょう。
白湯には味がほとんどありませんが、毒素が溜まっている人ほど不味く感じるらしいです。飲み続けているとだんだん甘く感じてくるとも言われていますので、甘く感じるまで頑張って飲んでみてください。